ウェブマガジン「横浜創造界隈」に、来年2月の横浜でのドキュメンタリー・オペラ「老人ホームREMIX #2 『復興ダンゴ』」の紹介記事が載りました。チラシも完成し、少しずつ宣伝を開始しております。
野村のピアノ生演奏+老人ホームのお年寄りの演奏の映像が、2010年に発表した「老人ホームREMIX #1」でした。#1は、老人ホームのお年寄りの演奏にフォーカスが当たっておりましたが、今回の#2では、お年寄りの演奏も登場しますが、お年寄りの言葉にフォーカスが当たっております。老人たちが、戦後の復興について語る言葉の断片から、お年寄りが語るソングを紡ぎ、映像によるオペラを生み出そうという試みです。主軸になるのは、お年寄りの言葉で、それを、ピアノ、写真、映像、照明によって、ドキュメンタリー・オペラとして提示するのが、ぼくの作曲になるのです。
本日、杉本文さんから写真も我が家に届き、いよいよです。新年明けたら、映像の上田謙太郎くん、ダンスの砂連尾理さんと編集作業を行い、作品の全貌がはっきりしてくると思います。お楽しみに。
11/11/10|ドキュメンタリー・オペラ「復興タンゴ」(老人ホームREMIX #2)
来年2月に、横浜のSTスポットで野村誠の新作公演、ドキュメンタリー・オペラ「復興」(仮称)を行います。この作品は、「老人ホームREMIX #2」で、昨年発表した「老人ホーム・REMIX #1」の続編です。
#1では、映像(上田謙太郎)+ピアノ(野村誠)で行いましたが、#2は、それにダンス(砂連尾理)と写真(杉本文)が加わります。
本日は、そのための撮影。お年寄りに、戦後の復興についてお尋ねし、色々語っていただきました。戦後の復興から、東日本大震災からの復興のヒントを得たいという気持ちもあります。
お話を伺って印象的だったのが、戦争が終わって、「ほっとした」というコメント。現在の日本は、この終戦の時点の「ほっとした」状況ではない、ということを再確認しました。
女性陣のコメント「アメリカ人はやさしかった」です。戦後すぐに、進駐軍のアメリカ人たちから、当時20代だったお年寄り達は、随分、親切にされたようなのです。キリスト教の慈悲の精神、レデイーファーストの精神。敵国だったアメリカ人と、素直に出会えている感覚。「汝の敵を愛せよ」という言葉。そして、タンゴやワルツを大柄な黒人と踊った記憶。敗戦で全てを失ったけれど、愛は失っていなかったのですね。
その後、お年寄りたちの鍵盤ハーモニカ演奏、ベルの演奏なども撮影させていただき、新作のための撮影取材は、今回で終了。いよいよ作品づくりが始まります。
ドキュメンタリー映画の要素もあり、コンサートの要素もあり、舞台作品の要素もあるドキュメンタリー・オペラ。「復興」というテーマを、映像、言葉、音楽、ダンス、写真で、浮き彫りにしていきます。
#1では、映像(上田謙太郎)+ピアノ(野村誠)で行いましたが、#2は、それにダンス(砂連尾理)と写真(杉本文)が加わります。
本日は、そのための撮影。お年寄りに、戦後の復興についてお尋ねし、色々語っていただきました。戦後の復興から、東日本大震災からの復興のヒントを得たいという気持ちもあります。
お話を伺って印象的だったのが、戦争が終わって、「ほっとした」というコメント。現在の日本は、この終戦の時点の「ほっとした」状況ではない、ということを再確認しました。
女性陣のコメント「アメリカ人はやさしかった」です。戦後すぐに、進駐軍のアメリカ人たちから、当時20代だったお年寄り達は、随分、親切にされたようなのです。キリスト教の慈悲の精神、レデイーファーストの精神。敵国だったアメリカ人と、素直に出会えている感覚。「汝の敵を愛せよ」という言葉。そして、タンゴやワルツを大柄な黒人と踊った記憶。敗戦で全てを失ったけれど、愛は失っていなかったのですね。
その後、お年寄りたちの鍵盤ハーモニカ演奏、ベルの演奏なども撮影させていただき、新作のための撮影取材は、今回で終了。いよいよ作品づくりが始まります。
ドキュメンタリー映画の要素もあり、コンサートの要素もあり、舞台作品の要素もあるドキュメンタリー・オペラ。「復興」というテーマを、映像、言葉、音楽、ダンス、写真で、浮き彫りにしていきます。
11/09/21 老人ホームREMIX#2「ドキュメンタリー・オペラ」
震災復興の企画として、何ができるだろうと考えていた時に、お年寄りの戦争体験や戦後の復興の体験の言葉をドキュメントしながら、そこから、現代の日本につながるメッセージを見つけていくような、そんな作品を作りたい、と構想してスタートしたのが、老人ホームREMIX#2「ドキュメンタリー・オペラ」です。横浜市芸術文化振興財団の助成をいただき、2月18日、19日に、横浜のSTスポットで公演を行います。
ちなみに、老人ホームREMIX#1は、ピアノ(野村誠)と映像(上田謙太郎)による作品。お年寄りが音楽をする映像に、ぼくがピアノで共演する音楽作品でした。
で、老人ホームREMIX#2は、ピアノ(野村誠)と映像(上田謙太郎)を中心に進めますが、今回は、お年寄りの語りがたくさん出てきます。Steve Reichの映像を用いた作品を、ぼくは体験したことがないのですが、アプローチとしては、ライヒのアプローチにも似ているかもしれません。音楽の質や映像のテイストは全然違いますが。そして、今回は、少し要素が膨らんで、写真(杉本文)とダンス(砂連尾理)が加わる予定です。
写真に関しては、スライドショーのように見せるのではなく、写真一点を見せて、その写真に一曲というようなスタイルで進めたいと話しました。
ダンスに関しては、お年寄りの身体から砂連尾さんに作品を作ってもらうべく、近々、砂連尾さんと相談します。
で、本日は、普段のさくら苑での共同作曲の一コマを撮影しました。数々の名台詞も登場しました。そして、お年寄りたちの笑い声や笑顔が、本当に印象的で、お年寄りの笑いだけを集めて一曲できるんじゃないか、という手応えも得ました。
ちなみに、老人ホームREMIX#1は、ピアノ(野村誠)と映像(上田謙太郎)による作品。お年寄りが音楽をする映像に、ぼくがピアノで共演する音楽作品でした。
で、老人ホームREMIX#2は、ピアノ(野村誠)と映像(上田謙太郎)を中心に進めますが、今回は、お年寄りの語りがたくさん出てきます。Steve Reichの映像を用いた作品を、ぼくは体験したことがないのですが、アプローチとしては、ライヒのアプローチにも似ているかもしれません。音楽の質や映像のテイストは全然違いますが。そして、今回は、少し要素が膨らんで、写真(杉本文)とダンス(砂連尾理)が加わる予定です。
写真に関しては、スライドショーのように見せるのではなく、写真一点を見せて、その写真に一曲というようなスタイルで進めたいと話しました。
ダンスに関しては、お年寄りの身体から砂連尾さんに作品を作ってもらうべく、近々、砂連尾さんと相談します。
で、本日は、普段のさくら苑での共同作曲の一コマを撮影しました。数々の名台詞も登場しました。そして、お年寄りたちの笑い声や笑顔が、本当に印象的で、お年寄りの笑いだけを集めて一曲できるんじゃないか、という手応えも得ました。
11/08/21 老人ホーム・REMIX#2、に向けて
昨年、「老人ホーム・REMIX #1」という作品を横浜で発表しました。で、その第2弾をやろうと計画中で、本日、1年ぶりに特別養護老人ホーム「さくら苑」を訪れました。
第2弾の構想は、東日本大震災からの復興がテーマです。お年寄りたちから戦後の復興のお話を伺い、そこから、現在の復興のための知恵を含んだ言葉を探し、音楽作品として構成していこう、と思っています。
理事長の桜井さんも非常に乗り気で、助成金さえ得られれば、プロジェクトは実現しそうです。
1年ぶりのセッションで、ぼくは、三味線や大正琴を一年ぶりに触り、ぼくにとっては既に伝統芸能のようになっている「わいわい音頭」を楽しみました。始めるつもりがなかったのに、誰からともなく始まって、高揚していった即興演奏は、ジャワで教わったベン・スハルトさんの即興の三原則を見事に満たしていた自然発生の音楽でした。その音楽の一部になるのは、ジャワ・ガムランの演奏に参加しているような魔法のようです。洗練されているジャワのガムランはともかく、老人ホームに集まったお年寄りとぼくの友人たちで奏でるこの音楽が、どうして、そんな響きになるのでしょう。
第2弾の構想は、東日本大震災からの復興がテーマです。お年寄りたちから戦後の復興のお話を伺い、そこから、現在の復興のための知恵を含んだ言葉を探し、音楽作品として構成していこう、と思っています。
理事長の桜井さんも非常に乗り気で、助成金さえ得られれば、プロジェクトは実現しそうです。
1年ぶりのセッションで、ぼくは、三味線や大正琴を一年ぶりに触り、ぼくにとっては既に伝統芸能のようになっている「わいわい音頭」を楽しみました。始めるつもりがなかったのに、誰からともなく始まって、高揚していった即興演奏は、ジャワで教わったベン・スハルトさんの即興の三原則を見事に満たしていた自然発生の音楽でした。その音楽の一部になるのは、ジャワ・ガムランの演奏に参加しているような魔法のようです。洗練されているジャワのガムランはともかく、老人ホームに集まったお年寄りとぼくの友人たちで奏でるこの音楽が、どうして、そんな響きになるのでしょう。
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