ドキュメンタリー・オペラ「復興ダンゴ」の公演が、いよいよ今週末になってきました。本日は、ダンスの出てくるシーンのリハーサルを、ダンサーの砂連尾理さんとしました。砂連尾さんが、既にご自身のブログで、今日のリハーサルについて書いていますので、そちらも是非、ご参照下さい。
さて、前回のリハーサルで、砂連尾さんは、写真家の杉本文さんの写真から、ダンス的な動きの写真を抽出して、振付として提示されたわけです。ところが、写真から振付を身体化させるために、写真を眺め続けるだけでなく、写真を見て、それを絵に描いてみた、というのです。その15の振付が描かれた絵は、こちらの砂連尾さんのブログにあります。
写真は絵になってからダンスになったのです。
それにしても、今日の砂連尾さんのダンスは、本当に素晴らしかった。砂連尾さんのことは、関西屈指の演出家/振付家であることは、誰もが認めるところだと思うのですが、ご自身のソロダンスに、ここまでの説得力と表現力があるダンサーであったことは、正直知りませんでした。少なくとも、ぼくの目には、寺田みさこさんとのデュオをやっておられた時代の砂連尾さんとは、別人かと思うくらい、ご自身の独自のダンスと身体性を獲得されているように見えます。
植物と踊ったり、合気道をしたり、認知症の人と踊ったり、様々な実践をされていること、知ってはいましたが、そうしたことが、本当に結実しているのを、今日のリハーサルで痛感しました。身体の持つ存在感やオーラが、圧倒的に大きくなっています。
お年寄りの身体から読み取ったメッセージを、ご自身の身体の中で解釈し再構築して出てくる表現。これは、すごいです。